社員が伝える「仕事紹介」機械設計

新しいことを学び続ける毎日が、
この仕事を面白くする。

社員が伝える「仕事紹介」機械設計

新しいことを学び続ける毎日が、
この仕事を面白くする。

管理部/機械設計課

設計担当

2024年入社

これまで複数の業界で経験を積み、前職でも設備づくりに携わっていたが、業界の先行きに不安を感じ転職。EV関連設備など将来性のある事業に魅力を感じ、マルナカへ。現在は機械設計課に所属している。

現物に触れたからこそ、図面の意味が見えてきた。

入社後はまず製作課で、検査装置の組付け作業を担当しました。何の部品かも、どう取り付けるのかもわからない。けれど、言われるままに手を動かし、目の前の作業を繰り返すうちに、少しずつ形が見えてきました。図面だけでは掴めなかった構造や意味も、現物を扱うことで「あのときの装置か」とつながる感覚が出てきたのを覚えています。
その後は開発課で、試作や実証にも参加。設備がどう生まれ、どう完成していくのか、全体の流れを知ることができました。現在は機械設計課に所属。まだ先輩の設計補助が中心ですが、装置構成の考え方や真空に関する知識を、一つひとつ自分の中に積み重ねています。週1回の社長による技術研修も、理解を深める大きな助けになっています。

わからないことを、わかるまでやる。その過程が、面白い。

この仕事では、真空や微細な漏れといった、目に見えないものを相手にします。しかも、ただ扱うだけではなく、それを数値で証明し、信頼できる製品として仕上げる必要がある。使われる単位は「100万分の5」や「マイナス6乗」など、日常生活ではまず意識しない極小の世界です。検査に使うヘリウムも、大気中にはほとんど存在しないほど希少なガス。その微量な動きを感知して漏れを特定する仕組みには、今もなお驚かされます。
あまりにも細かい単位での計測なので、「どうやって測っているのか」と思う場面は正直たくさんあります。それでも、わからないからこそ突き詰めていきたい。自分にはまだ見えていない世界を、自分の力で理解していく。その過程が、今の学びのモチベーションになっています。

変化のある毎日が、自分の成長を加速させてくれる。

設備製造という業界の中でも、EVや電池といった成長分野に関わっているため、将来に対する不安が少ないのは大きな魅力。事業の基盤が安定しているからこそ、日々の業務にも前向きに取り組むことができます。もちろん、新しい技術や装置に触れる機会も多く、覚えることは決して少なくありません。それでも、同じことの繰り返しではなく、常に新しい学びがあることにやりがいを感じています。チャレンジを楽しめる人には、とても向いている職場だと思いますね。
また、前職と比べて時間にゆとりができたのも、大きな変化のひとつです。今では子どもに誘われて一緒にゲームを楽しむような時間も持てるようになりました。仕事と生活、どちらも無理なく大切にできる環境だと感じています。

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